最近の主な更新:2005/07/12 いくつかの項目を現状に合わせた
linux機のOSをVine Linux 2.6ベースから、Vine Linux 3.1ベースに変更しました。以 前、apt (Advanced package Tool;様々なプログラム等のダウンロード/インス トールを自動で行うシステム) によるアップデートで失敗した想い出があるので、/ お よび /usr をフォーマットして新規にインストールです。しかし、 やはり変更点が多く、linuxタコな私は、設定などの面でいろいろと困っていま す。ここでは、これらの(未)解決法を、同様の問題を抱える方に、そして未来 の私に伝達するために、インストール奮闘記として公開します。
2.6 → 3.1 での主な変更点
特に意味はありませんが、一目で分かるような変更点を羅列。
aptのGUIフロントエンドSynaptic (ここでいいの かな?) 登場。
- GNOMEコントロールセンターのGUIが大きく変更。
やったこと
- ブラウザはFirefoxに。
- デスクトップテーマはAqua風に。
- GNOMEのターミナルは、背景を黒、文字を白に。こうすると、lsの表示など の色が見にくくなります。lsの設定を変えてもいいのですが、面倒なので (ぉぃ) ターミナル側の設定で色を変える。
いろいろなパッケージをインストールするが、メインは(Firefoxは勿論と して)、LaTeX関連、gnuplot、開発環 境(C++、FORTRAN、 gdb)、OpenOffice.org。
そして当然ながら Lynx も (当サイトの[../../../index.html トップページ]の下の「以下の環境で、 最も頻繁に表示確認を行っています」に Lynx と書くためだけに)インス トール。
解決?
Emacs関連
特にcannaまわり の設定がまったく変わった。再インストール時に新たにユーザアカウントを作っ たために、.emacsを置き換えられたため? 起動は C-o (Shift-Space は働かない;Emacs外ではOK)。 C-\ は、…Wnn (@IT - Linux用語辞典)? あれ? 起動した後は、以前とあまり変わらないものの、 Shift+←/→ で文節の長さを変更できない。それぞれ C-i/C-o だそうな。また、[Home]キーで設定メニュー (?)を表示できなくなった。(Emacs外ではOK)
また、デフォルトでは変換中の表示が、| | で囲ったような(古め かしい)ものだったので、.emacs.el 内の、「フェンスモードでな くアンダーラインを使う」の下の
(setq canna-with-fences nil)
(setq canna-underline t)
のコメントアウトをトル。
そういえば、「ダイナミックローディング用のCanna」 (emacs-dl-canna) をSynapticでインストールした覚えもある。(関 係があるかどうかは不明)
参考:how to use canna - Cannaで日本語入力をする。
イーサネットデバイス(/dev/eth*)のエイリアス
2.6のころから、エイリアスは作りにくかった気がしましたが、GUIのツールでは 作る方法が分からなかった。ifconfig (JM) ではなく、ip コマンドを使えば、エイリ アスを使わずに、ひとつのデバイスに複数のIPアドレスを割り振れると聞き、試 してみるも、うまくいかず。(再起動すると無くなっていた?) 結局は、 [vine-users:053354 Re: IPエイリアスについて]のとおりにしてみる。具体的には、 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:0 なるファイルを 作り、適当な設定を書いて、/sbin/ifup を実行。すると、GUIの ツール上でもエイリアスの存在を確認。
Samba
一時(ifconfig で一時的にエイリアスを作ることが出来ていたと き)は特に問題無くWindows機からアクセスできていました。しかし、再起動して エイリアスをちゃんと設定した後は、ping (IT用語辞典 e-Words) は互いに通るものの、「ネットワークに接続できない」とい うような旨のメッセージを表示されてしまう。 /etc/samba/smb.conf の browseable を yes に設定すると、一度は動き出 す。
翌日、双方のPCを再起動すると、Windows側から「ネットワーク名が見付かりま せん」と文句が。うがぁ。(泣) 出来心でSambaのWINSを Yes にすると、一時的にLinux機側から Active Connections としてWindows機が見える。しかし、 Windows機からは以前、同じエラー。このあたりから泥沼。しかし、いい機会だ と思い、さまざまな設定を根本から洗い直そう。まず、Windows側の設定。 hosts 系のファイルが重複していたので、以下の処理をした。
C:\WinNT\hosts を hosts.bak に。 (必要だったのか? このファイル)
C:\WinNT\System32\drivers\etc\hosts も hosts.bak に。
C:\WinNT\System32\drivers\etc\lmhosts を作成。
ネットワークの細かなことはふせますが、 lmhosts はだいた い以下のように設定。
127.0.0.1 localhost.localdomain # 注:必要かどうかは…
192.168.0.1 linuxbox # linux機
192.168.0.2 winbox # win機
ちなみに、linux機の /etc/hosts とほとんど同じです。さて、これでも問題は解決しません。ここはSWATに頼らず、手動で設定ファイルをいじくるべきでしょう。まず、とても参考になるのが、 日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan) - Sambaが動作しないときの診断方法 です。一般に、Sambaが動かないというときはここを見るとよいでしょう。ともかく、ここに従って /etc/samba/smb.conf を以下のように設定:(ちなみに、[homes]の設定は JF - SMB HOWTO - 5. /etc/smb.conf の設定 を元にしています)
[global]
coding system = euc
client code page = 932
encrypt passwords = Yes
workgroup = WORKGROUP
netbios name = LINUXBOX
map to guest = Bad User
server string = the LINUXBOX server
hosts deny = ALL
hosts allow = 192.168.0.2/24 127. 192.168.0.1/24
interfaces = 192.168.0.1/24
preferred master = yes
[homes]
comment = Home Directories
browseable = yes
read only = no
create mode = 0750
同じく、日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan) - Sambaが動作しないときの診断方法 を参考に、この設定が上手く動いているか確認してゆきます。まずは、
/etc/rc.d/init.d/smb restart
でSambaサーバを再起動。
nmblookup -B 192.168.0.255 WINBOX
で、SambaがWindows機を認識しているか聞いてみます。
querying WINBOX on 192.168.0.255
192.168.0.2 WINBOX<00>
と表示されれば成功。同じく、Linux機が、自分自身がSambaサーバであることに 気づいているかどうか、調べてみます。
nmblookup -B LINUXBOX __SAMBA__
と入力し、
querying __SAMBA__ on 192.168.0.1
192.168.0.1 __SAMBA__<00>
のように表示されれば成功。さて、ところで、Windows側からアクセスしようと して失敗していたのは、そもそもワークグループ WORKGROUP にア クセスする段階ででした。ワークグループのマスター・ブラウザがうまく設定さ れているか、確認。
nmblookup -M WORKGROUP
最初何度かは
querying WORKGROUP on 192.168.0.255
name_query failed to find name WORKGROUP#1d
と表示され、マスターが分からないようです。しかし、しばらくすると、
querying WORKGROUP on 192.168.0.255
192.168.0.1 LINUXBOX<1d>
と表示が変わり、ちゃんとマスターの心構えが出来たようです。
そして、この段階で、Windows機からアクセスは出来るか?! 出来ました! 双方再起動してもOKなので、多分大丈夫でしょう。厳密には、怖いので、これ以上試したくありません。(笑) ともかく、詳しくは、件の日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan) - Sambaが動作しないときの診断方法にお任せします。
プリンタ
Vine3へのバージョンアップに伴い、印刷システムが旧来のLPRngから、CUPSにか わりました。まずはCUPSで設定してみました。標準のGUIツールから。この枯れ たプリンタ(Epson PM-850PT)はデフォルトで 対応しているよう。よかった。難なくテストページを印刷。
しかし、エプソン アヴァシスの設定ソフトウェア (pips850)を使用していた頃のような細かな設定や、GUIでのヘッドクリーニングなどができない (もしくは仕方が分からない) ので、エプソン アヴァシス (旧、エプソンコーワ) からpips を落としてくる。rpmでした。rpm -i ファイル名 でインストール。(このあたり、記憶があいまいなのですが) ネットで調べた情報を元に、「サービスの設定」でCUPSデーモンを起動しないように設定し、かわりにLPRng関連のパッケージを(Synapticで)インストール。同じく、lpdデーモンを起動するように設定。(参考:FAQ/6 - PukiWiki - LPRngを使用するには?) 続いて、Vine Linuxオンラインマニュアル - 第 11章LPRngによる印刷環境の設定方法と使用方法 を参考に、printtool をインストールし、update-alternatives で LPRng を選択。また、 gdmsetup で「XサーバへのTCP接続を常に禁止」のチェックを外す。リブートしてから (必要ないかも知れませんが)、printtool でテストページ印刷。ASCIIページは問題無く印刷。自動的に排紙されない(ですよね?) ことを知らず、おたおたするものの、OK。しかし、PostScriptのテストページは印刷失敗。
このあたり、いろいろなファイルをいじったので、なにがクリティカルなのかは分かりませんが、要約のみ:lpq の出力を見ると、PSフィルタが見付からないそうな。探そうとしているPSフィルタのファイル名を見ると「filter850#」と書いてある。/etc/printcap を見ると、最後の行のフィルタ名の指定の後にコメント開始文字 # がかぶさっている。どこか(ネット? manページ?)によれば、コメントは行頭に# だそうなので、これが問題かも、と思い訂正。(設定ツールをいじっていたら、元に戻ったり…という問題も有った…かも知れない) ともかく、再びテスト印刷。今度はフィルタがエラーを出してくる。さすがに手に余ってきたので、あきらめてCUPSベースに戻しました。
ちなみに、CUPSベースでも、一度登録したプリンタを削除しようとすると、ツールごと固まったりして、いくつか問題は有った。テキストベースの設定ファイルをゴリゴリいじることの必要性を再確認。
(2005/05/03 追記) [システムツール]→[CUPS印刷マネージャ]では、何故かプリンタ名の変更や、細かな設定(例えば両面印刷など)が出来ないので、Vine Linuxオンラインマニュアル - 第 10章CUPSによる印刷環境の設定方法と使用方法 - 10.2. プリンタの設定 を参考に、http://localhost:631/ にアクセスして出てくるWeb版の設定ツールを使った方が良さそうです。
解決???
xdvi
xdvi の背 景が、GTKのテーマによって(?)デフォルトで白でないという問題(?)です。 xdviの起動オプションに -bg white を指定することで解決。
sndconfig
sndconfig (サウンドカード認識用ツール) が ISA 接続の SoundBlaster を認識しないという問題です。旧版のVineでは問題ありませんでした。
PCI接続のSoundBlasterに変更して対応。余談ですが、Windows機のM/Bを(サウンド機能内蔵のものに)変更したことにより、これが余ったのです。
未解決の問題
GTK+ 1.* ベースのアプリケーション (なのだと思う;Sylpheed 等) に GNOME のテーマが反映されない。
TODO
Mathematica 5 イン ストール (済)
Smalltalk/X インストール (済)
- Fortran95 インストール
等
